1. 最終的なメンバーは上記の7名になりました。内、小川さんは4日目の三崎で下船、奥野君は4日目の午後、三崎で合流し、最終レグのみ参加しました。
2. 初日は曇りで一時小雨。波浮港まではこの時期には珍しく北西の良風に恵まれ、セーリング中心で予定より早い時間に到着しました。繋留は何時もと同じ中央奥の公衆トイレの近くです。船中泊3名、センター泊3名、風呂は全員センターで入りました。夜は「寿司処
大関」に行きましたが、店の作りは立派で地魚の握りがお薦めです。波浮港での宿泊にセンターは遠く高く不経済です。 (夏休みシーズンは素泊まりで7,500円位、評価C) 次回からは漁協近くの民宿に素泊まりして食事は「大関」が良いと思います。評価A。また、漁協では氷が買え、近くの「鵜飼」の「コロッケ」(1個50円)もお薦めです。
3. 2日目は快晴で風弱く機走。北西からの強い3〜4ノット強い潮流に押され、270度の滋針路を取って、やっと210度の真針路を維持、利島の通過に5時間位掛かりました。式根島は野伏港に一番近い「菊水」旅館に3名、船中泊3名。船中泊の人も菊水で食事・風呂。菊水の漁船名は「浦島」でこれに横抱きさせてもらうのが一番手早い。今回は浦島の定位置に客のヨットが3艇繋留していて手間取りました。菊水は旅館と言っても民宿並ですが、オバさんのキップが良く、食事も好評で、洗濯機・物干しを自由に使わせてくれ、2食付8500円は評価Aです。
4. 3日目も快晴でお遊びデー。ただ、西気の風が強く目的の「吹の江」には入らず。代わりにヨットで式根島を一周。島の南にある式根島港に入港。水の綺麗な港である。ここでゆっくりと水遊び。式根島港を出港してメインセールを上げる時、小川さんが右手親指の爪を潰す怪我。急遽、菊水の伯母さんに診療所への連絡を頼み、また、帰港後、車で診療所まで送ってもらいました。幸い、日大の医師の診断と治療を受けることができ、傷の程度は心配する程ではなかったので本人も一安心。途中帰宅することなく予定通り続けました。足付温泉、地鉈温泉、神引展望台、大浦海岸も観光しました。
5.4日目も快晴。強めの南西の風。三崎に行くには絶好の風向。追い潮で対地速度は常時6ノット以上で快調。鵜渡根、大島の西側を通り、風早を過ぎ潮が安定したところでスピンアップ。予定より随分早い三崎到着となった。小川はここで下船。替わって奧野乗船。夜は「くろば亭」。ただ、全員が食べ疲れか、ご馳走を目の前に食欲は今一上がらず。
5. 最終日5日目は三崎までの10マイルを残すのみ。夜中に南西の風は落ち静かになったのだが、朝方か ら北西の風が吹き始め、前線通過の予報。徐々に風が強まる様相なので早目の出港とする。全員フル装備。 ライフハーネスも装着。三崎港を出ると北東の風で20〜25ノット位。予想した程ではなかった。その後もそ れ以上の吹き上がりは無く、上りにも拘らず約2時間後で葉山マリーナに無事帰港した。
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