北海道・知床半島ツアー
2005年9月2日〜6日
Part 3
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◆◆ 9月3日 羅臼岳登山 ◆◆
#24 山頂付近より硫黄山方面の知床連山を望む
 さて、景色も楽しんだし、あまりのんびりもして居られないので、12時ジャストに下山を開始する。

 岩場なので、足場を確認しながら慎重に下る。若い頃はこんなところでも駆け下りるように降りたものだが、さすがに歳には勝てず、歳と共にバランス感覚が悪くなっているのは自覚しているので、ゆっくりと下る。

 目の前には知床連山と羅臼平が良く見える。
#25 山頂から30分ほど下った登山道沿いにある岩清水
水量は少ないが美味しい水が湧き出ている
 途中、岩清水で休憩する。稜線の途中の岩から水がしみ出ているのだ。水量は少ないが、水は冷たくて美味しかった。

 水がしみ出している周りには、コケが緑のじゅうたんのようにびっしりと生えている。この高度で何とも不思議な空間だ。
#26 岩清水
こんな標高の高い所に清水がるので少し不思議な感じである
#27 羅臼平にて
後ろに見える島は国後島
 羅臼平まで1時間かけて、記念撮影などもしながらのんびりと下る。

 羅臼平にはテント泊の登山者の為に、クマ対策用のフードロッカーが備え付けられていた。テントで寝る時は、持参した食料一切をこのフードロッカーに入れ、テント内には臭いを発する食べ物は持ち込まない為だ。

 こうした段取りで寝ないと、夜中に食べ物の臭いに寄せられて近づいてきたヒグマに、テントごと襲われる可能性があるからだ。
#28 羅臼平直下から見た大沢
この沢の中を登ってきた、背後は知床五湖
 沢から吹き上げてくる風は、既にひんやりとしていて寒い程だった。
#29 大沢には綺麗なイワギキョウが群落していた
 大沢のいたるところ、綺麗なイワギキョウが咲き乱れていた。
#30 原生林が生い茂る下部樹林帯
#31 登山口の神社(?)前にて
無事下山しました。使用後です(爆)
 頂上を出てから3時間40分の下りで、ようやく登山口に戻ってきました。

 ヒグマに食べられなくてよかった〜。
#32 岩尾別温泉の無料露天風呂
段々畑のように3段になっており、1段目で仏になった山本さん
 下山後、岩尾別温泉の無料露天風呂に入ることにする。

 脱衣場も何もないので、ちょっと勇気がいりますが、入ってしまえばこちらのもの。

 と思っていたら、しばらくして、うら若き女性2名が近づいてきて、おじさん連中は結構焦ってしまった。

 まさか入るんじゃないよな〜と思っていると、目の前で脱ぎ始め、もちろん、ビキニの水着は付けておりましたが、入ってくるではありませんか。
#33 岩尾別温泉の無料露天風呂
二段目でクールに入る藤田さん
 いやはや、こちとらはスッポンポンですから、恋愛対象外のおじさん達であっても、とても平常心で居られるものではありません。

 最上段の湯船で、滝に打たれながら仏の気分になっていた山本さんも、この時ばかりは仏の心を忘れてしまったものと推測されます。(爆、渡辺の勝手な想像です)

 それにしても、ほんとうに最近の若い女性は強いというか、なんというか。結婚する迄、キスもだめというような世相の中で育ってきたおじさん連中は、もうついていけません。
#34 岩尾別温泉の無料露天風呂
三段目で不覚にもスキを見せてしまった渡辺(さかなちゃんにご厄介)
藤田さん、手ぶれ起こしてますよ〜
 我々、中年登山隊に科せられた使命は、この状況下でどうやって風呂から上がるか、です。このまま湯船に浸かっていると、何れはのぼせたあげく、更に失態を演じる恐れもありますので、そうなる前に、なんとしても湯船から出なければなりません。

 試行錯誤の結果、得た答えは、開き直ってでるしか無いでしょう、そういう結論で、我々は中年パワーをみなぎらせながら、さも正々堂々とした表情をつくりながら、開き直って湯船から上がったのでありました。(爆)

 スッポンポンvs水着、こりゃ反則行為でっせ。
#35 八重樫にて
 さて、羅臼岳登山を成し遂げた心地よさを体に感じながら、夜は昨夜入れなかった「八重樫」に繰り出した。

 刺身を中心に今夜もグルメ祭り。ホタテの刺身もようやく食べることができ、大満足。

 僕(渡辺)は仕上げに、知床豚の豚丼なるものを食べちゃいました。他のご両名は知床豚のショウガ焼きだったかな?

 豚丼を写真に撮る心の余裕を忘れてました。(反省)
#36 八重樫で食べた地元産の刺身
甘エビ、ホタテ、サンマ、タコ
 甘エビや、油ののったサンマの刺身も大変うまかったです。
Part 4
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