北海道・知床半島ツアー
2005年9月2日〜6日
Part 7
Part 1 Part 2 Part 3 Part 4 Part 5 Part 6 Part 7
◆◆ 9月6日 知床 -> 斜里町 -> 網走 -> 女満別 -> 羽田 ◆◆
#80 日の出前の知床峠からの羅臼岳
(早朝の渡辺単独行動)
 さて、今日は帰る日だ。遊んでいる時はなんと時の過ぎるのが早いこと。

 僕は朝4時頃に目が覚めてしまった。眠れそうになかったので、急に思い立って、一人、日の出を見にいくこととする。皆さんを起こさないように、すり足で部屋をでて、レンタカーを走らせ知床峠に向かった。

 こんな時間なので結構飛ばしていたら、途中でシカと小動物を2回跳ねそうになり、こんなところで事故を起こしたらすべてがご破算と気づき、この時点で心を入れ替え、以降は安全運転に徹する。
#81 国後島から昇る朝日(知床峠付近より撮影)
(早朝の渡辺単独行動)
 幸い、峠に到着した時はまだ日の出前であった。中国人らしき人が、一人本格的な撮影機材で日の出を待っていた。

 日の出前の羅臼岳をカメラに収め、少し羅臼町側に下ったところで、日の出を待つ。

 遠く、国後島の方向から日が昇り始めた。羅臼町側は雲海になっており、なかなか綺麗な光景だった。
#82 朝日を浴びる羅臼岳(知床峠付近より)
(早朝の渡辺単独行動)
 この位置からだと、羅臼岳山頂の岩が見えます。知床峠からはこの岩は見えません。(山頂は見えません。)

 そういえば、3日前、山頂から知床縦断道路を眺めた時、知床峠は見えませんでした。微妙な位置関係です。
#83 早朝のウトロの町並み(オロンコ岩の頂より)
(早朝の渡辺単独行動)
 日も昇り、すっかり明るくなってしまったので、ウトロに引き返し、ウトロ港にあるオロンコ岩に登った。標高60m程の岩の固まりである。頂はもの凄い背丈の雑草が満ちていて少し幻滅しましたが、頂からはウトロの町並み良く見えました。

 さて、4泊した「すみれ草」ともお別れです。8時半に宿を後にする。まず、目指すは斜里岳登山口の清岳荘。ウトロから1時間ほど走ります。カーナビをセットし、あとはナビの誘導にまかせ、ひたすら走る。
#84 斜里岳林道
 途中、斜里町を通らずに標津方面に曲がる指示だったので、少し変だな?とは思ったものの、全体的な地形と道路が頭に入っていないので、こっちららでも行けるんだ・・・程度に考えていた。この考えが甘かった。ポンコツナビは行き先が判らず、途中でルート検索を放棄していたのだった。我々は根北峠というところに誘導されてしまった。ここから来た道を戻る訳にもいかず、道路脇に表示されていた「斜里岳林道」という山の中の道を突っ切ることにした。
#85 斜里岳登山口にある清岳荘
 途中、生い茂るクマザサに道路が覆われてしまって、道が見えなくなっているようなところもあり、こりゃ、絶対にヒグマと出会う、出会ったらどうしよう、車だから大丈夫だと思うが・・・、そんな不安を抱いて林道を走ってました。で、シカには出会いましたがクマちゃんには出会いませんでした。

 清岳荘は変わってしまっていて唖然とした。まるでホテル。斜里町が管理運営しているが、どう考えてもこの建物は行政の悪のりで幻滅しました。たぶん、二度とここには来ないでしょう。
#86 網走刑務所
 その後、濤沸湖を眺めたのち、網走刑務所の赤門を見物、続いて網走監獄を見物した。
#87 網走監獄
 飛行機の時間の関係で30分位しか見ることができませんでした。機会があれば次はゆっくりと見てみたいです。
#88 帰りのお昼ご飯を食べた松尾のジンギスカン
 空港への途中、道路沿いにある松尾のジンギスカンでお腹を見たし、女満別空港へと向かう。

 羽田へのフライト(A320)は満席状態。火曜日なのに何でこんなに混んでるの?

 17時30分に無事羽田着。ここで解散とし、皆それぞれ家路につく。


記)渡辺
Part 1
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