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#55 乗船したクルーザー MAKKO III号(20人乗り) |
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知床滞在4日目、2つの登山もほぼ予定通り終え、あと残す大きなイベントは知床岬までのクルージングだ。
前日、硫黄山からの帰りにクルーザー乗船の予約に行ったが、残念ながら予約で満席状態だった。こりゃ、高速クルーザーに乗るのは無理かなと、半ば諦めかけたが、相談していた店の前のテラスで、大きなツブ貝をつつきながらビールを飲んでいた人が、携帯電話で交渉をしてくれ、どうにか3名乗れるとのこと。
さらに聞けば、この人が明日乗船するクルーザーの船長だった。 |
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#56 知床岬はまだ遙か先 |
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前日の件で顔見知りになった僕らは、最後に申し込んだにも関わらず、図々しくも、2階席の船長の横の特等席に陣取った。
僕にとっては2回目のこのクルージング。3年前も小型クルーザーで岬まで往復した。この時は、帰りにスクリューに網が絡みついたとのことで、すっかり低速クルーザーに化していたが・・・。 |
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#57 海の色が何とも美しい
カヌーで岩の間に入っていけるそうだ |
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岬まで片道1時間半のクルージングである。途中、幾度も海岸線の近くに船を寄せてくれるので、迫力満点だ。大型観光船「オーロラ」に乗った場合は、ここまで接近はしてくれない。 |
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#58 有名なカムイワッカの滝 |
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途中、クマが出てくる定番スポットにも寄るが、残念ながらヒグマには出会えなかった。帰りにも寄ったが、はるか彼方になにやら動く黒い物体を確認できたが、クマと視認できる状態ではなかった。自然の動物相手なので、こればかりは仕方ない。 |
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#59 カシュニの滝付近
徐々に岬へ近づくにつれ、断崖絶壁は少なくなる |
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僕らが乗船した前日は、波が高く、すべてのクルーザーは欠航していたとのこと。この日は波も穏やかで、空は抜けるような青空が広がり、誠にラッキーである。 |
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#60 知床岬
1時間半のクルージングでようやく到着
上陸は禁止されているので眺めるだけ |
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出航して1時間半程で、最終目的地である知床岬に到着した。
もちろん、一般船の接岸と上陸は禁止されているので、洋上から眺めるだけである。
だから、こういう場所を見ると余計にあの場所に立ちたい、こういう心境になるものである。
唯一の手段は、羅臼側の道路終点である相泊から2日かけて海岸線を歩いていくことである。但し、途中でテント泊になるので、この場合もヒグマの恐怖は付きまとう。また、届け出て許可をもらう必要があるようで、安全上、一人での岬行きは許可しないそうだ。 |
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#61 クルーザーのスタッフが必至にヒグマを探すが
なかなか思うようには顔を出さない |
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#62 鮭の定置網の網上げ
なかなか豪快だった! |
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クマが見えなかったので、直ぐ横の鮭の定置網の網上げを見学した。結構な重労働のようで、僕にはとても出来ない。 |
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#63 硫黄山とカムイワッカの滝 |
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左の写真は、硫黄山とカムイワッカの滝が一直線上にならんだ場所からのショットです。
稜線上で土の色になっているところが、硫黄山の元々に噴火口付近です。新噴火口はその下の白っぽいバンド上のものが2本横に伸びている付近です。 |
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#64 ウトロ港に入港 |
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出発から約3時間半、クルージングを終え、無事ウトロ港に到着です。穏やかな日で大変ラッキーでした。 |
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#65 ウトロの町にあるゴジラ岩(手前の尖った岩) |
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